最近新型コロナウイルスの流行により、何となく調子が悪かったり不安だったりしませんか?
そんなあなたには、ヨガがぴったりです。
ヨガには体に対する効果だけでなく、心によい影響を与える効果があるのです。
ヨガに期待できる効果は以下の3つ
自律神経を整えてくれる
免疫力がアップする
ホルモンバランスを整えてくれる
そこで、この記事では、
- 免疫力の説明
- 免疫力アップ効果のあるヨガのポーズを5つ
というようなことを詳しく紹介していきます。
免疫力とは
免疫とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのこと。
免疫の仕組みは実に精巧にできており、いくつもの免疫細胞が協調しあって働いています。” “人間の身体の中では毎日、がん細胞などの異物(身体に害をもたらす細胞)ができます。 では多くの人はなぜ、発病しないのでしょうか? それはさまざまな免疫細胞が連動し、ガンを死滅させるために働いているからです。
もし、免疫というシステムが体から無くなったとしたら、私たちはすぐに何らかの病気にかかってしまうのです。” 免疫システムは15歳までに出来上がります。20歳を超えると、免疫力は落ちていきます。
免疫力が下がると ■ウィルス・感染症などにかかりやすくなる ■肌が荒れる ■アレルギー症状(花粉症・アトピーなど)が生じやすくなる ■下痢をしやすくなる ■疲れやすくなる 引用元:http://www.e-shigenoya.jp/honey/immune.html
ストレスが増えると免疫力の低下につながる
この免疫システムは自律神経と密接に連動しています。
ストレスはインフルエンザを始め、色々な感染症に対する免疫力にも影響を及ぼします。
免疫力とは体内に侵入した細菌やウイルス、腫瘍などを排除する力です。
ストレスが過度になれば自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症や心身症、神経症といった心理的・身体的症状があらわれるようになります。
「嫌なことが続くと頭痛がおきる」「ドキドキして眠れなくて体調が悪い」
こういった症状がではじめるのも、脳からストレスに反応して細胞の働きが低下し、免疫力が下がっているからです。
免疫力を上げるには自律神経のバランスを整えること
免疫力をあげるためには、バランスの良い食事、充分な睡眠、体を温め軽い運動が良いとされています。
そこでヨガがとても効果的な運動の一つとして挙げられます。
ヨガには呼吸によって身体がリラックスする効果があり、そこで緊張状態になっている神経を元の安定した自律神経の状態にもどしてくれる働きがあるのです。
これによって、これによって自律神経のバランスが整います。
それでは免疫力アップに効果的なヨガポーズをみていきましょう。
免疫力アップに効果的なヨガポーズ
立木のポーズ
大地に根を張るように、体の中心軸を意識しながら、しなやかなバランス感覚を養います。
- 直立をする
- 右足を左足の付け根に押し付ける
- 両足の太ももに軽く力をいれ、お互いに押し合わせる
- 背筋を伸ばし、胸の前で合掌して深呼吸をして、両手を天井に持ち上げる
ポーズの効果
立ち木のポーズは体幹を鍛えたり、美しい姿勢に整えたりするほか、全身にエネルギー(生命エネルギー)を巡らせるなど、体中のセンサーが目覚めて、自律神経を調整することに役立ちます。
チャイルドポーズ
心と身体を休めてくれるポーズの一つになります。
- 足の指を重ねない正座をします
- 背筋を伸ばします
- 息を吐きながら上体を骨盤から前に倒します
- 心臓を太ももの上に乗せ、額を床に付けます
- 腕を後ろに伸ばし、手の甲を床に付けます
- 緊張している身体が、肩から腕へ、そして身体の外へと放出していくイメージを持ちます
- そのまましばらく深呼吸します
ポーズの効果
上半身のリラックス 太ももや足首のストレッチ効果のほか、上半身を前に倒すことで、首や肩、背中や腰の筋肉をリラックスさせます。
リラックス効果により、免疫力向上につながります。
下を向いた犬のポーズ
疲れが取れたり、お腹周りの引き締めなど多くの効果が期待出来ます。
- 両手、両膝を床につけて四つん這いにになります
- 手を肩幅に、脚を腰の幅に広げ、腕と太ももが床に垂直になるようにします
- 手のひらを広げて、つま先を立てます
- 息を吐きなが、両膝を床から上に持ち上げます
- 腰を高い位置に持って行き、両腕と両膝をまっすぐ伸ばしてます
- かかとを床につけ、お尻を天井方向に突き出します
- 頭は両腕の間に保ちます
- 静止して深呼吸します
ポーズの効果
背筋を強く使うことによる緊張と、ポーズを解いたときの弛緩での脊柱への働きかけで、自律神経を整える効果があるポーズとして知られています。
キャットアンドカウのポーズ
背中やおなか、お尻の引き締め効果があります。
しっかり呼吸をしながら行えば、上半身の血行も良くなります。
- 両手を肩の真下に下ろして床につき、両ひざを腰より後ろについた四つん這いの姿勢をとります。
- 息を吐きながら、両手と両ひざの位置は動かさず、背中を丸めていきます
- 息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らせます。
ポーズの効果
猫のポーズで「吐く」「吸う」という呼吸がもたらす体のリズムと動きを合致させることで、自律神経を整え、背骨をゆるめ背骨を柔軟にしていきます。
コブラのポーズ
コブラのポーズでは、肩甲骨周りの筋肉も大きく動かすため、肩こりの予防や解消効果があり、二の腕の引き締め効果も期待できます。
- うつぶせの姿勢で、足は骨盤の幅に開く。両手を胸の横に置き、脇は閉める。
- 息を吸いながら、足の甲と太もも、恥骨で床を押して、上半身を持ち上げる。
- 吐く息で肩甲骨を下げ、耳から肩を遠ざける。
- 肘が伸びきらないところで、そのまま3~5呼吸姿勢をキープ。
ポーズの効果
エネルギッシュになる、全身強化、二の腕が引き締まる、胸筋を発達。
ストレス解消や、疲労回復にも効果があるといわれています。
ヨガをするのに効果的な時間帯は?
ヨガには効果的な時間帯があります。それは、朝または夜です。
朝ヨガを行うと、朝日を浴びることで身体が目覚めるます。
血行がよくなり、頭もスッキリして、上がった代謝はその日1日キープすることができます。
夜ヨガのメリットは副交感神経を活発にしてくれるため、リラックス効果が高まるという点です。
その日1日の疲れをとり、ぐっすり眠ることができます。
ヨガを行う目的に合わせて、時間帯を選びましょう。
ヨガをするのに注意点は?
食後1時間以内は避けてください。
ヨガには内臓を刺激するポーズが多いほか、食後は身体の感覚が鈍くなるため繊細なヨガをするには不向きです。
効果を実感したい場合は朝か夜を選びましょう。
まとめ
自律神経を整えてくれるヨガは、免疫力をアップするのにとても効果的で最適な運動です。
自立神経を整えるには、呼吸を整えてリラックスすること、体の緊張をほぐすこと、自分と向き合うことが大事です。
等間隔で構わないので、週に3回くらいでも身体と心をリフレッシュして疲労回復するつもりで行ってみてくださいね。